合気道と少林寺拳法の違い
合気道と少林寺拳法の違い、それぞれの特徴について簡単に解説しています。どちらも同じ武道ではあるのですがどういった違いがあるのでしょうか。
合気道と少林寺の違い
少林寺拳法は基本護身の拳法だが打撃の練習もあります。合気道というのは基本護身・受け流しの武道ですので打撃の練習がほとんどありません。
合気道というのは「合気」という文字からもわかる通り相手の力(気)を利用し倒す武道術なのです。相手を傷つけずに制することも可能です。
それに対して少林寺拳法というのは突きや蹴りから関節技につなげるという技の体系をとっています。
ちなみに合気道も少林寺拳法も精神修養に重きを置いている点は共通しています。
合気道の特徴まとめ
以下に合気道の特徴をまとめます。こうしてみたら少林寺との違いがかなり浮き彫りになりますね。(少林寺の特徴については【少林寺拳法とは?】の記事を参照)
- 投技や硬め技で相手を傷つけずに制することが可能。
- 稽古は2人1組で何の技を使うか決めた上で行う約束稽古が中心である。
- 試合がない。
- 空手や柔道と同様段級位制をとっている。
- 稽古着は柔道や空手と同じような上衣と股下を使う。
- 有段者は黒帯を授与され、股下の下に黒袴を着る。
- 畳の上で稽古する。