少林寺拳法の金的

少林寺拳法における金的蹴りについてのお話です。金的蹴りとは何か、またその防御方法などについても詳しく教えています。

 

 

金的とは

金的とは人間の急所の1つ睾丸を狙った攻撃のことです。足の甲や膝頭で蹴りあげて攻撃します。睾丸というのは脂肪も筋肉もなく鍛えることも困難な、人体の中でもかなりガードが薄い箇所です。

 

少林寺拳法と金的

少林寺拳法は金的重視の武道として有名です。上述した理由で防御が薄い箇所ですので、女性の弱い力でも大ダメージを与えることができるため護身術として有効な手段とされています。

 

なので護身の技がメインの少林寺拳法では重視されているのです。女性の参加者が急増しているのも、少林寺拳法では力がない女性でも大がらな男性に対処しえる金的蹴りを重視して教えているためです。

 

ただ金的というのは過剰防衛と判断される可能性もあり、逆に相手を逆上させる可能性もあるので安易な実行は禁物ともいわれています。

 

ただ口が簡単にいうほど金的蹴りは簡単ではありません。相手は防御もしますし、さあどうぞと股を開いているわけではありません。よほど高段者でなければクリーンヒットさせるのは難しいと思います。

 

防御方法について

金的は防御が正直かなり簡単というのも当てるのが難しい理由です。金的というのはいわば体の中心への攻撃です。中心への攻撃に関しては半身になって構えているだけでも防御が成立しますからね。足をあげる、腰を少しひねる。これをやられるだけでも金的は難しくなります。

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