少林寺拳法の歴史

少林寺拳法の歴史について簡単に紹介しておきます。創始者ってだれ?発祥は日本なの?中国なの?などなどの疑問を解決!!

 

 

少林寺拳法の誕生

少林寺拳法は1947年に日本の武道家・思想家である宗道臣さん(本名:中野理男)が創始者です。日本の香川県仲多度郡多度津町にて本部道院を解説し、二ヶ月後に宗教法人の認証を受けました。

 

創立の経緯

宗道臣さんは太平洋戦争直後、混乱する国内状況の中で自分のことした考える余裕のない日本人の姿、他者への思いやりをなくした若者の姿に心を痛めたといいます。

 

そして他人への思いやりができる心を育んだり、精神修養が行える教育の場が作りたかったそうです。そして宗教団体として少林寺拳法を創ったのです。

 

なんで宗教法人?と思うかもしれませんが、これは当時GHQが武道を禁止していたため禁令を回避する目的もありました。

 

少林寺拳法は日本発祥

よく混同されることが多いですが、中国武術の「少林拳」と少林寺拳法は全くの別物です。少林寺拳法は創始者の宗道臣さんが、中国大陸在留中に学んだ中国の技法に、日本の古武道や現代武道などの要素を付加し再編成したものです。中国の影響を受けているのは確かですが発祥は日本となります。

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