少林寺拳法の練習メニュー

少林寺拳法の練習内容が気になるという方が多いようなので解説しておきます。

少林寺拳法の練習メニューは一般的に以下の通りです。

全てはここからはじまります。少林寺拳法の剛法では突き技で背中の筋肉、蹴り技で足の筋肉を使うので背中と下半身のストレッチは重視します。インナーマッスルを鍛える効果もあります。

突き・蹴り・受けといった動作の基本を確認します。二人組をつくって互いに動作の確認をしたり距離感の感覚を養うことも。

集中力を高める精神修養の練習です。座禅を組み黙秘します。自身の行いを振り返って少林寺拳法の教えを再確認する目的があります。

二人組をつくって剛法と柔法の練習をします。

柔法の投技において投げられた時のダメージを軽減するための受け身技術の練習です。

実戦を意識した攻防の練習です。攻撃側と守り側に分かれ、これまで基本練習や術科で覚えた動きを使います。

術科で習得した技の攻防の流れ、構成を決め武を演じる「演武」の練習です。

いわゆる整体術です。練習の中や生活習慣で歪んだ体を整えます。

もちろん一日のうちでこの中のどれをどれだけやるかというのは道院によって違ってきます。例えば道院によっては乱取りをほとんど行わないところもあります。