少林寺拳法の構え
少林寺拳法には様々な構えが存在します。構えについて深く知ることは高い技術点を出す上で欠かせないことです。今回は少林寺拳法の構えについてのポイントを紹介しています。
構えの種類
中段構
両手が中断にきて相手の顔面に向く構え。最も基本的な構え。
一字構
帯から拳1つ分空けた前の手を張った状態の構え。
待機構
胴を左手で守り相手の突きから守る構え。
乱れ構
前の手を帯から拳1つ分のところに、後ろの手を右型口に置いた構え。
構えの種類をいくつか紹介しましたが、基本は中段構えが元となっていると思ってください。そして以下のようなポイントはどんな構えにも共通していると思います。
構えのポイントまとめ
- 足をレの字に置いて構えることは前後左右の運歩に備えること。
- 体のどちらかを前に出すことで正中線の急所を正面に隠すこと。
- 軸は両足の真ん中に置く。
- 前の手の肘は脇につけること。
- 人によって理想の構えは違う。中段構えが落ち付く人、一字構えが落ち付く様々である。
- 最も臨機応変に対応できるのは八相構えという意見が多い。
以上少林寺拳法における構えについてのお話でした。