子供・幼児に少林寺拳法
子供や幼児に少林寺拳法を習わせてあげるのは良いことだと思います。無論お子さんの気持ちが優先ですが、少林寺というのは体を鍛えるだけでなく、礼儀を学ぶ場所でもあるので将来役に立つかと思います。
まずは体験から
まずはお子さんに少林寺が合うかどうか体験してみてはいかがでしょうか。道院にもよりますが1カ月の無料体験を実施しているところもありますし、まずはそこから始めて雰囲気を感じてもらって、お子さんが気に入られたようなら続けさればいいと思います。
体が鍛えられる?
まあ体を鍛えたいということなら他の武道のほうが向いているかと思います。はっきりいって空手や柔道と比べて練習はぬるいほうですから。
ただ少林寺拳法であっても体重移動の基本や護身の術を学べるので怪我をしにくくなったり、もしもの時でも大怪我に繋がりにくくなると思います。
礼儀がつく?
礼儀がつくというのが一番のメリットだと思います。例えば少林寺拳法では年下であっても年上であっても相手に合唱をし礼を尽くします。
またおそらくどこの道場でも教わるであろう脚下照顧や作務は、現代人が忘れがちな習慣だと思います。
脚下照顧や作務とは
- 脚下照顧:日常生活の直視を促す語。ようは足元を良く見なさいということ。代表的な例は道場に入って靴を脱ぐときに必ず靴を揃えておくことを口酸っぱく教えられます。
- 作務:いわゆる掃除のこと。修練をする前後に必ず掃除をしなさいという教えのことです。
どちらも当たり前のことと考えられがちですが、普通に過ごす日常生活では疎かにしがちなこと。